こんにちは!
今婚でウェディングプランナーをしている宮内です。
私はこのお仕事を始めて3年目になりますが、これまでたくさんの新郎新婦の結婚式をお手伝いしてきました。
その中で感じるのは、結婚式の感動は決して費用の高さに比例しないということです。
むしろ大切なのは「どれだけ心を込められるか」。
工夫次第で、費用を抑えてもゲストの心に残る結婚式は十分に叶います。
「結婚式はしたいけれど、できるだけ予算は抑えたい...」「限られた費用内でもゲストに心から楽しんでもらいたい!」
そんなふうに考えているプレ花嫁・花婿さんも多いのではないでしょうか?最近は会場にアイテムを自由に持ち込めたり、ムービーやペーパーアイテムを手作りしたりと、賢く節約しながら想いを伝えるカップルも増えています。
お金をかけなくても「人生最高の結婚式」は十分に実現できますよ。
ご安心ください、格安結婚式=妥協ではありません!安いからといって内容が薄くなるわけではないんです。
今回は、予算重視でも思わずゲスト全員が涙した感動演出のアイデアを10個、実際のエピソードとともにご紹介します。
きっと「これならやってみたい!」と思えるヒントが見つかるはずですよ。
ご両親への手紙と、幼い頃からの家族の思い出ムービーを組み合わせる黄金コンビは、感動率100%と言っても過言ではありません。
ある新婦様は、小学生の頃に描いたお母様の似顔絵や、運動会で頑張る姿の映像などを集めたメモリアルムービーを手作りして上映しました。
その後、新婦様自ら手紙を読み上げながら「お母さん、毎朝おにぎり作ってくれたこと、今でも覚えてるよ」と感謝を伝えると、会場中がたちまち涙に包まれます。お母様だけでなく、お父様もハンカチで目頭を押さえておられました。
家族との思い出は誰にとってもかけがえのない宝物。映像でこれまでの歩みを振り返り、言葉で「ありがとう」を伝えるこの演出は、派手な余興に頼らなくてもゲストの心を大きく揺さぶりました。
低コストで実現できる演出ながら、王道かつ最強の感動シーンと言えるでしょう。
最近じわじわと人気が高まっているのが、全員参加型のサンドセレモニーです。
挙式前、ゲスト一人ひとりにお好きな色の砂をお渡しし、受付に用意したガラスのボトルへ順番に注いでもらいます。
最後に新郎新婦がおふたりの砂を加えて美しい層が完成。
さらに、おふたりからゲストへのメッセージカードを一緒に瓶へ入れてもらうなどアレンジも自在で、世界に一つだけのメモリアルボトルが出来上がります。
みんなの想いが一つのボトルに重なっていく様子は圧巻で、「自分も式に参加できた!」というゲストの高揚感と満足度を高めてくれます。
会場全体で創り上げる演出なので一体感もばっちり。
カラフルな砂とボトルさえあれば実現できるため、費用面でも安心のアイデアです。
「両親だけじゃなく、育ててくれたおじいちゃんおばあちゃんにも感謝を伝えたい」。
そんな想いから生まれたのが、祖父母へのサプライズ花束贈呈です。
ある新婦様は披露宴の中盤で、大好きなおばあ様を指名して花束をプレゼントしました。
不意打ちの贈り物に、おばあ様は驚きと喜びで涙が止まりません。
会場からも大きな拍手が送られ、家族三世代の愛情に満ちた温かなシーンとなりました。
豪華な演出ではありませんが、心がこもった贈り物に勝る感動はないですよね。
披露宴会場に入る際、ゲストの席を案内するエスコートカードに一言ずつ手書きメッセージを添える演出もおすすめです。
それだけで受け取ったゲストの胸にじんと響き、「来てくれてありがとう」「あなたが大事だよ」という気持ちがダイレクトに伝わります。
豪華な装飾や派手な余興に頼らなくても、手書きのひと言が何より心に残るもの。低コストながら温かみあふれるサプライズに、ゲストも思わず笑顔になります。
最近、新郎新婦同士でドレス姿を見せ合う「ファーストミート」が定番化していますが、それを応用して挙式前にご両親にも晴れ姿をお披露目する演出があります。
チャペルでの入場前、ドレス姿の娘と対面したお母様は「本当に綺麗...!」と声を震わせ、涙ながらにハグをしていました。
親御様にとっても我が子の晴れ姿を目に焼き付ける特別な瞬間となり、式の前から温かな涙と笑顔があふれるシーンに。
特別な道具や大きな費用をかけずに家族の絆を深められる、シンプルながら一生心に残るワンシーンです。
友人代表のスピーチをリレー形式にアレンジし、数名のゲストに次々とバトンを渡してもらう演出もユニークです。
例えば最初の友人が心温まる思い出話を語った後、「次は○○!」と別の友人へマイクをリレー。幼馴染や部活仲間、職場の同僚など複数人から寄せられるエピソードに、会場は笑い声と涙で大盛り上がりでした。
「○○らしい温かい結婚式だったね」と言ってもらえるような、バラエティ豊かで和やかな時間になります。
誰でも気軽に参加できて演出費用ゼロでも場が盛り上がるので、ゲストとの距離がグッと近づくのも魅力です。
披露宴も終盤に差し掛かった頃、新郎が突然立ち上がり「実は今日、皆さんに伝えたいことがあります...」と切り出しました。
会場中が静まり返る中、新郎は改めて新婦に向かって感謝と愛の言葉を述べ、ゲストの前でもう一度プロポーズしたのです!
これには新婦も不意を突かれて号泣。サプライズに気付いたゲストからもすすり泣く声が上がり、最後は拍手喝采に包まれました。
最高のドラマに、誰もが胸を打たれた瞬間でした。 (実はこのサプライズ、新郎様が誰にも内緒で用意していて、プランナーの私も鳥肌が立ちました...!)
お子様連れ婚や家族婚で特に人気なのが、お子様から両親へのサンクスメッセージです。
例えば3歳になる新郎新婦のお子さんがマイクを握りしめ、「パパ、ママ、だいすき!」と一生懸命伝えると、両親はもちろん親戚や友人ゲストの目にも涙が浮かびました。
幼いながらに懸命に伝える姿に、会場中がほっこり温かな気持ちに。
小さなお子様の純粋な言葉には、大人には真似できない特別な力がありますよね。
費用はゼロでも得られる感動はプライスレス――家族の絆にゲストも心打たれる演出です。
披露宴中座のエスコート役、誰にお願いするか悩むところですよね。
そこで、人生の恩人をサプライズ指名してみてはいかがでしょうか。
ある新婦様は、お色直し中座の際に中学時代の恩師である先生のお名前を突然お呼びしました。
いきなりの指名に先生は目を丸くしながらも「こんな大切な場面に呼んでもらえるなんて...」と感激の面持ち。
ゲストからも大きな拍手が湧き起こり、その光景に新婦様も思わず涙。
自分の人生に影響を与えてくれた大切な人へ感謝を伝えることで、式がより一層意味深いものになります。
なお、恩師に限らず「あなたにとって特別な人」ならどなたでもOK。
思いがけないサプライズに、きっと相手の方も笑顔になってくれるはずです。
結婚式の締めくくり、ゲストへのプチギフトや引き出物をお渡しする際に、一人ひとりに短いお礼の言葉を添える演出もおすすめです。
ゲストと目を合わせ、「今日は来てくれて本当にありがとう!」「遠いところわざわざ来てくれて嬉しかったよ」と笑顔で声をかけながら手渡せば、それだけでゲストの胸にじんと沁みるもの。
何気なく受け取る引き出物も、このひと言のコミュニケーションによってゲストの心に残る大切な思い出に変わります。
ちょっとした工夫でできて特別な費用もかからない演出なので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
今婚で実際に格安結婚式を挙げられたカップルからも、喜びの声が届いています。
「予算は限られていたけど、ゲストの笑顔をたくさん見られて本当に良かったです」
「無駄な演出を省いたことで、私たちらしい式になりました」
「お金をかけなくても"想い"で感動を生めるって実感しました!」
ゲスト全員が感動した演出アイデアを10個ご紹介しました。
いずれも高額な費用や派手な余興に頼らなくても実現できるものばかりですよね。
それでも心に響くのは、新郎新婦の心からの感謝と愛情が込められているからです。
結婚式の演出は飾り立てることが目的ではなく、大切な人たちに想いを伝えるための手段。
派手さよりも「誰に、どんな気持ちを届けたいか」を考えることこそが、結婚式を本当の意味で心に残る一日にする一番のポイントと言えるでしょう。
感動的な結婚式を叶えるポイント
豪華さよりも「心を込めること」を最優先にする
ゲスト一人ひとりへの「ありがとう」の気持ちを忘れない
困ったときはプロのプランナーに気軽に相談する
「とはいえ、自分たちだけで演出を考えるのは不安...」という方もご安心ください。
今婚では費用を抑えたい新郎新婦さまにも寄り添い、おふたりらしい感動演出を全力でサポートしています。
「やりたいことはあるけど予算的に厳しいかな...」と悩んだら、ぜひ一度ご相談くださいね。
経験豊富なプランナーが演出アイデアから費用面のご相談まで親身に対応し、準備の段階からしっかりバックアップいたします。
大切なのは価格以上に「おふたりの想い」です。
私たち今婚はその想いを何より尊重し、格安でも安心して満足できる結婚式を創り上げるお手伝いをいたします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
あなたの結婚式が笑顔と感動にあふれる最高の一日になりますよう、心から願っています。
今婚
ウェディングプランナー 宮内